「大浜売店」は、壱岐対馬国定公園が指定される以前に建てられた、壱岐島で最も長い53年(※2020年7月時点)の歴史をもつ海の家です。

1967年(昭和42年)7月から、長崎県の離島「壱岐島」石田町「大浜海水浴場」のビーチサイドで「山川京右エ門」さんが、来店客に食事を提供する「大浜食堂」を当時の料飲店組合長である、「久原徳市」(とみた荘)さんの勧めにより開店。1988年4月に「山川京エ門」さん長男「山川不二夫」さんが帰郷し、海水浴に来たお客様のために、食堂だけでなく休憩室やシャワーや浮き輪のレンタルを提供するようになりました。

大浜売店(c)2018 Kunio.Osawa 大沢邦生

長い間浜辺で愛され、厳しい海辺の環境に耐えてきた大浜売店でしたが、建物の老朽化のため屋根や壁が崩れ(冷水シャワーのみ提供していた)維持が困難となり、ほぼ閉店の状態になってしまいました。

壱岐島砂浜会を始めとする地元有志は、これまで長年大浜売店を維持し海水浴客のみなさんが楽しめるようご尽力されてきた、敷地の持ち主の山川不二夫さんへ、その整備と維持のための協力を申し出ました。

現在、多くの地元の有志及び関係者で力を合わせ、壱岐市、長崎県の理解と協力のものと、山川さんの、“家族で楽しめる和やかな砂浜であってほしい、景観と自然を守って欲しい”との思いを汲み取り、お客様がこの砂浜を楽しむために必要な最低限の環境・設備を提供できるよう、大浜売店の機能再建へ向け活動しています。

大浜売店ホームページ

大浜海水浴場ホームページ